2003年3月9日(日)〜3月11日(火)
大阪府四条畷市
アイ・アイ・ランド
奈良先端科学技術大学院大学では、京都大学理学研究科および大阪大学生命機能研究科との連携の下で、情報科学と生命科学の融合領域である
情報生命科学の研究教育の一環として、「システム神経科学」分野の研究を目指す大学院生・若手研究者を対象に、3日間の「システム情報科学スプリングスクール(SNSS2003)」を開催致します。
本スクールでは、融合領域である「システム神経科学」における人材の育成を目的として、計算論的神経科学における数理モデル研究、分子生物学・神経生理学における基礎生物学研究、およびナノテクノロジーなど新しい計測技術研究に携わる国際的な教育スタッフによる集中型教育を提供致します。
スクールの主旨
脳神経系の真の理解には、分子から行動に至る全体像をシステムとして理解する必要があります。そのためには神経系に関わる機能素子を体系的に調べるボトムアップ的アプローチと、システムを理論的に理解しようとするトップダウン的アプローチとの融合が必要です。脳神経系のシステム的理解のために、情報科学、基礎生物学、応用物理学の分野縦断的かつ最先端研究に基づく教育プログラムを通じて、「システム神経科学」に関わる研究者・高度専門技術者を育成する必要があります。本スクールは上記の主旨の下、国際的な講師陣により、3日間の合宿形式の集中型教育を提供致します。
講師
Mu-ming
Poo |
University
of California, Berkeley (U.S.A) |
平野 丈夫 |
京都大学大学院理学研究科
(Japan) |
Eero
Castren |
University
of Helsinki (Finland) |
佐甲 靖志 |
大阪大学大学院医学系研究科
(Japan) |
Geoffrey
J. Goodhill |
Georgetown
University Medical Center (U.S.A) |
山下 俊英 |
大阪大学大学院医学系研究科
(Japan) |
加藤 薫 |
産業技術総合研究所
(Japan) |
Nicolas
Schweighofer |
CREST,
ATR international (Japan) |
Reinoud
Maex |
University
of Antwerp (Belgium) |